2012年06月14日

大船渡市出身のSさんに気づかされたこと

先月の下旬からメタボ対策で、長距離散歩を再開しました。

早朝をベースに、6〜8kmほど歩いています。

散歩コースで、新日本海フェリーの新潟ターミナルを通るのですが、

昨日、初老の男性に、佐渡汽船ターミナルまでの道順を聞かれました。

早朝でしたので、公共交通機関も便が悪く、徒歩でもいけない距離でもないことから、万国橋までの道案内を買ってでました。

歩きながら、お話をしていくうちに

道を尋ねた初老の男性が、
大船渡市出身で先の大震災の津波で自宅が流され
現在、大船渡市に居住することができず、職もなく、
八方塞の状況から逃れるために、前から行きたかったところ訪ね歩いているとの事でした。

一昨日、小樽からフェリーに乗って今新潟についたところでした。

お名前は、Sさん。

以前は、冷蔵設備の施工で、食品工場や漁業施設を回っていたことや

最近では、大船渡市の漁業組合で働いていたが、津波被害で失業したとのことでした。

震災瓦礫も、特定の地域に集積されているが、処理はほとんど進まず、

Sさんの家があったとこは、居住不可地域に指定されているため何もできないとのことでした。

あの、未曾有の震災から1年以上経ちますが、

私自身の意識からも震災被災者のことが風化していることに築かされた気がします。

『絆』という言葉だけが先行し、もてはやされていますが、

瓦礫処理は引き受けたくないという、反対運動

本当に、当事者意識に欠ける行動ではないか?

この点は、様々な意見があることは承知していますが、

『お互い様』という気持ちがあれば・・・・

おのずと、行動する方向性は一致するのではないか?

そんな気がしました。

Sさんの言葉の中に、

『本当にこの国には、真のリーダがいない。』

『政治家はパフォーマンスばかりで、何も決めてくれない。』

これらの言葉を発する、Sさんから諦めに似た雰囲気を感じました。


Sさん、佐渡は今、カンゾウの花が黄色く色づいています。

あなたの受けた心の傷を少しでも癒してくれるのであれば

新潟県民としては幸いです。


それにしても、民主党政権何とか変えたいと思うのは

私だけでしょうか?

ラベル:大船渡
posted by 沼垂の住人 at 07:50| 新潟 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 本当にこれでいいのか? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。